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購入される不動産について、金融機関に住宅ローンを申し込みます。審査を受け、無事融資が決まれば、売買代金を、住宅ローンとして融資されたお金で支払うことになります。このとき、住宅ローンの貸付→売買代金の支払いという流れになりますが、これらは①売主、買主間の売買契約に基づく「所有権移転」登記手続、②買主、金融機関(保証会社)間の貸付・保証に基づく「抵当権設定」登記手続、のいずれもがきちんとできる状態が調わないと成立しません。司法書士はこれらが行われる場に立ち会い、不備のないように確認を行って、手続を円滑に進める役目を担っています。
火災保険に入って、住宅を守ること、引っ越しがすんだら市役所等で住所変更手続をすること、その他しなければならないこと、考えなければならないことはたくさんあります。
住宅ローンの返済もすぐに始まり、毎月していくことになります。資金計画をしっかり立てて無理のない購入をしてください。